髪の生まれ方 |
髪は皮膚が変化して出来たものであり、頭皮から出ている部分を「毛幹」、頭皮の下にある部分を「毛根」といいます。髪が伸びるのは、このうちの毛根部分にあたり、その一番下で毛母細胞が増殖を繰り返しているからです。 |
ヘアサイクル |
髪には「ヘアサイクル」と呼ばれる周期があります。一定期間成長した後で自然に抜け落ち、新しい髪に生まれ変わるものです。伸び続ける「成長期」、成長を終えて根っ子にあたる毛包部分が縮小を始める「移行期」、そして頭皮にとどまっているだけで成長しない「休止期」になり「脱毛」でサイクルしています。サイクルの周期はハッキリとは断言できるものはない。ある学者の説では概ね4〜5年となっているが、毛髪が1日に伸びる長さが平均で0.4ミリで5年間伸びつづけたとしても1メートルには到底満たないが、世の中には超ロングヘアの女性達がたくさんいる。ということは、サイクルの周期は人それぞれ、生活習慣等によって変わると考えてよいだろう。 |
髪は10万本あった |
日本人の髪の本数は10万本前後といわれています。毛穴の数は生まれたときから決まっているので、後で増やすということは出来ません。日本人の髪の性質は太くて真っ直ぐが多いようです。ただ全盛期は男性20歳女性25歳といわれており、それを過ぎた辺りからだんだんと細くなっていきます。 |
不潔は若ハゲの原因 |
毛の根元に白っぽいバターのような成分があるが、これは皮脂腺から分泌されている皮脂膜という中性脂肪です。皮膚の表面や毛幹を覆って水分の蒸発を抑えることで、毛髪にしなやかさやツヤを持たせてくれるが、溜まりすぎると、空中のゴミが混じりこみ、さらに頭皮細胞が角化したあと死んで出来るフケが加わり、汗などの水分によって湿度が高まると雑菌の繁殖が容易になる。すると、その部分に炎症が生じることから、頭皮の血流が悪くなり育毛のメカニズムにとってダメージを及ぼす事になっていきます。 |
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